まさにいま、「オイルが漏れている」「オイルが滲んでいる」などで困りの方、必見です。
今回は、応急処置が可能と言われるエンジンオイル漏れ止め剤(添加剤)の効果や、添加剤での対処で車検に通るのかなど、詳しく記載いたします。
また、オイルが漏れる原因と対策方法、オイル漏れをしている車の修理費用についても併せて記載いたしますので、ぜひ、参考にしてください。
オイル漏れをしている車の修理費用
オイルが漏れているときの気になる車の修理代ですが、オイルが漏れている場所や漏れ具合によって大きく違ってきます。
長年の使用でパッキンが劣化、硬化してオイルが少量漏れているような場合であれば、部品代のみで約3千円前後、そのうえに工賃がかかってきます。
しかし、クランクリヤオイルシール、カムシャフトのオイルシール、ヘッドガスケットなどからオイルが漏れている場合、修理費用が高額になることがあるのです。
なかでも、ヘッドガスケットからオイルが漏れている場合には、20万程度かかることもあります。
軽度のオイル漏れには添加剤!
実は添加剤の中には、漏れているオイルを一時的に固めて漏れないように防止する、漏れ止め剤としての効果を発揮する商品があります。
しかし、漏れている量が多い場合には効果がありません。
また、品質の悪い添加剤を使用してしまうと、エンジンにとってよくありません。
添加剤を購入するときは、高くても品質のよいものを選ぶようにし、「エンジンオイルの漏れ防止効果」があるかどうかを確認して購入するようにしましょう。
※添加剤での漏れ防止はあくまで応急処置となりますので、早めに修理へ出すことをおすすめします。
添加剤での処置で車検は通るのか?
オイルの滲みや漏れが改善されていて、さらに保安基準上の問題がない場合には、車検が通ります。
ただし、添加剤でオイルの滲みや漏れを改善しようとする場合は、10日~14日程度の期間が必要になるため、早めの対応が必要です。
オイル漏れの原因と対策方法
原因はいろいろとありますが、とくに多いのが、バルブシールが劣化、硬化して起こるオイル漏れです。
劣化が原因のオイル漏れをはじめ、多くのオイル漏れは、立ち寄ったガソリンスタンドやカー用品店などでこまめに点検をおこなうことで事前対策ができます。
また、運転前に車の前後を確認することでオイル漏れにいち早く気づくことができます。
まとめ
オイルの滲みや漏れを発見したら、今回紹介したように、まずはエンジンオイル漏れ止め剤で応急処置をおこなってみるのもひとつの手段です。
それでもオイル漏れの修理が必要となった場合には、他に劣化している部品がないかをよくチェックしてもらい、同じタイミングで修理を依頼するようにしましょう。
工賃などが二重にかかるのを防ぎ、結果的に節約となります。
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