ハイオクとレギュラーの違いは何?混ぜて給油はOK?の疑問を解決しよう!

「ハイオクは高い」というイメージがある方も多いと思いますし、実際にレギュラーガソリンよりも、ハイオクガソリンのほうが約10円高くなっています。

そこで今回は、「ハイオクとレギュラーの違い」や「ハイオクのメリット」、「レギュラー車にハイオクを給油しても大丈夫か?」など、皆さまの疑問あるあるを解説したいと思います。

そもそもハイオクとは?

「ハイオクタン」という言葉を略したものが「ハイオク」です。

ハイオクとレギュラーは「オクタン価」という単位で分けられていて、オクタン価が高くなるほど燃えにくいガソリンとなります。

そのため、「ハイ(高い)オクタン(価)」=「オクタン価が高い」ハイオクは、レギュラーよりも燃えにくいために混合気の圧縮比が大きくなり、燃焼時のエネルギーが強くなるのです。

ハイオクとレギュラーの違い

ハイオクガソリンとレギュラーガソリンには約10円の価格差があり、レギュラーよりもハイオクのほうが10円程度高く販売されています。

また、ひと口で簡単に言うと、「レギュラーよりも性能や品質が高いのが、ハイオク」です。

たとえばハイオクには、エンジン内部を掃除してくれる「エンジン洗浄剤」が、レギュラーよりもたくさん入っていますし、レギュラーよりもオクタン価が高くなっています。

ハイオクのメリット

オクタン価が高いハイオクは燃えにくく、そのために混合気の圧縮比が大きくなり、燃焼時のエネルギーが強くなります。

そのため、エンジンの状態を安定的に保って効率よくエンジン内でガソリンを燃焼し、燃費の向上や、ノッキング(金槌で叩くような異音)を減らしてくれるメリットがあります。

また、ハイオクに入っている洗浄剤は、走行時に蓄積するカーボンを除去してエンジンの寿命を延ばしてくれる効果もあります。

レギュラー車へのハイオク給油はOK?

2000年より新しい車で、電子制御化のエンジンが搭載されていれば、問題はありません。

「ハイオクとレギュラーを混ぜてはいけない」と言われていたのは、現在廃止になっている「有鉛ガソリン」が販売されていた、1970年代頃の話です。

鉛の毒性が注目されて廃止の動きが活発化、先にレギュラーガソリンが無鉛となったことから、まだ有鉛だったハイオクを混ぜるとよくないと言われていました。

そのため、現在ガソリンスタンドで販売している無鉛ハイオクガソリンは、レギュラー車に入れても大丈夫です。

また、ハイオク仕様車に無鉛レギュラーガソリンを入れても、とくに問題はありません。

まとめ

ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの価格差は約10円とはいえ、100リットル給油すれば千円、1,000リットルで1万円違います。

今回紹介したハイオクのメリットなどを参考に、価格差と照らし合わせながら、自分自身のカーライフに合わせたガソリンを選ぶことをおすすめします。

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