エンジンオイルのオイル交換は自分で出来る?

古いエンジンオイルを抜き出す「上抜き」と「下抜き」

車のエンジンオイル交換は、業者にやってもらう事が多く、そちらのほうが安全ですが、もちろん自分でやることも十分可能です。

では、具体的にどうすれば良いかというと、古いエンジンオイルを上から抜き出す「上抜き」と、車の下から抜き出す「下抜き」の二つの方法があります。

「上抜き」の方法は?

「上抜き」とは、車のボンネットを開けて、エンジンの上部分から直接ホースを入れ、ポンプなどで古くなったエンジンオイルを抜き出していく、という方法です。やり方は、まず、エンジンオイルをポンプで吸い出しやすくする為に、510分程度エンジンをかけます。暖まったら、オイルチェンジャーのノズルをオイルパンの底までしっかりと差し込みます。

差し込めたら、ポンプを押して、古いエンジンオイルを吸い出していきます。吸い出した古いエンジンオイルは、廃油処理箱に入れて固めます。固める事で、燃えるゴミとして捨てる事が可能です。廃油処理箱がない場合は、液体のままガソリンスタンドなどに持って行って、処理してもらう必要があります。

古いものを全て抜き取れたら、新しいエンジンオイルを漏斗などを使って丁寧に入れていきます。ここでは、オイルが他の部位に飛び散ってしまわないように注意が必要です。飛び散ってしまったら、洗浄剤などを布につけて拭き取ると良いでしょう。

無事に交換できたら、数分程度エンジンをかけて、オイルゲージを見てきちんと適正量が入っているかを確認し問題がなければ完了です。

「下抜き」の方法は?

「下抜き」の場合は、車体底にあるオイルパンのドレンボルトから、直接抜き出す方法です。やり方は、車本体をジャッキアップして持ち上げ、固定します。固定できたら、車体底面のオイルパン部分のドレンボルトの下に、バケツか廃油処理箱を設置します。

設置できたら、オイルキャップを外して、古いエンジンオイルを抜き出します。全て排出出来たら、レンチでドレンボルトを外して、ワッシャーを新品のものに交換します。交換し終わったら、持ち上げていた車を元に戻して、計量カップで計りながら、こぼれないように新しいオイルを注いでいきます。

無事に注げたら、エンジンを入れて数分待ってから、オイルゲージを確認して、適正量が入っている事が確認出来たら完了です。

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